MEDIA ARTICLE

Photoshopのレイヤーの基本を知ろう!

Photoshopのレイヤーの基本を知ろう!アイキャッチ

ここではPhotoshopのレイヤーの基本を説明していきます。Photoshopは同じ目的を達成するのに、複数の方法がある場合が多いので、代表的な操作方法で解説しています。

本記事の環境
OS
Mac OS
Photoshop versioin
CC2019(ver.20)
本記事の内容

動画での解説

下記動画は、この記事の動画での解説です。

動画のインデックスは下記の通りです。

  1. レイヤーとは?(00:24〜)
  2. レイヤーの選択(01:23〜)
  3. レイヤーの表示/非表示(01:37〜)
  4. レイヤーの順番の入れ替え(01:57〜)
  5. 新規レイヤーの作成(02:21〜)
  6. レイヤー名の変更(03:17〜)
  7. レイヤーの複製(03:40〜)
  8. レイヤーの削除(04:22〜)
  9. レイヤーのグループ化(04:59〜)
  10. レイヤーのリンク(06:34〜)
  11. レイヤーの結合(07:43〜)
  12. パネル表示へのカラー設定(08:24〜)
  13. レイヤーのロック(09:05〜)
  14. 不透明度と塗りについて(10:11〜)
  15. 背景レイヤーについて(11:59〜)

以下で、テキストと写真での解説をしています。

レイヤーとは?

レイヤーとは日本語で「層」という意味ですが、Photoshopのデータは、写真や文字などのデータが何層にも重なる構造をしています。

レイヤーの構造

この一つ一つの層のことをレイヤーと言います。また、この仕組自体のこともレイヤーと言います。
レイヤーの操作はレイヤーパネルにて行います。

【レイヤーパネル】

レイヤーパネル

レイヤーパネルで上側にあるレイヤーほど上に、下側にあるレイヤーほど下に表示されます。
レイヤーパネルが表示されていない場合は、[ウィンドウ]→[レイヤー]を選択すると表示されます。

ウィンドウメニュー:レイヤー

レイヤーの選択

いずれかのレイヤーを選ぶには、レイヤーパネル上で、選びたいレイヤーをクリックします。

レイヤーの選択

レイヤーの表示/非表示

目のマークをクリックすることで、そのレイヤーを表示させたり、表示を消したりできます。
作業する上で他のレイヤーがじゃまな時は、これで非表示にしましょう。

レイヤーの表示/非表示
  • レイヤーの表示
  • レイヤーの非表示

レイヤーの順番の入れ替え

レイヤーの上下関係を移動させる時は、移動させるレイヤーをドラッグで掴み、移動先のレイヤーとレイヤーの間にドロップします。

レイヤーの順番の入れ替え
  • レイヤーの移動前
  • レイヤーの移動後

新規レイヤーの作成

パネルメニューを使う方法

レイヤーパネルのパネルメニューを開き、[新規レイヤー](ショートカット→Mac:shift+command+N、Win:shift+ctrl+N)を選択します。

新規レイヤーの作成:パネルメニュー

ショートカットではなくパネルメニューから選択した場合、下記ダイアログが出ますので、

新規レイヤーの作成:レイヤー名

レイヤーに名前をつけてOKをクリックします。

[新規レイヤーを作成]ボタンを使う方法

レイヤーパネルの下記丸印のボタンは[新規レイヤーを作成ボタン]となっていて、これをクリックします。

新規レイヤーを作成ボタン

レイヤー名の変更

レイヤー名の変更は、レイヤーパネルのレイヤー名の文字の上をダブルクリックすると編集可能になるので、

レイヤー名の変更

名前を入力してenterキーを押します。

レイヤーの複製

レイヤーの複製を使うと、選択しているレイヤーと全く同じレイヤーを作ることができます。

ショートカットを使う方法

複製したいレイヤーを選択している状態で、Macはcommand+J、Winはctrl+Jを押します。

[新規レイヤーを作成]ボタンを使う方法

複製したいレイヤーを、[新規レイヤーを作成]ボタンへドラッグ&ドロップします。

レイヤーの削除

deleteキーを使う方法

削除したいレイヤーを選択している状態で、deleteキーを押します。

[レイヤーを削除]ボタンを使う方法

削除したいレイヤーを、[レイヤーを削除]ボタンへドラッグ&ドロップします。

レイヤーを削除ボタン

レイヤーのグループ化

複数のレイヤーをまとめてグループを作ることができます。
レイヤー数が多くなる場合、グループを作ることでレイヤーパネルがすっきりし、管理が楽になったり作業効率化になります。
グループを作るには、グループにしたい複数のレイヤーを選択した状態で、[レイヤー]メニューから[レイヤーをグループ化](ショートカット→Mac:command+G、Win:ctrl+G)を選択します。

レイヤメニュー:レイヤーをグループ化

複数レイヤーの選択方法は、通常のパソコン操作と同じです(参考:複数選択と範囲選択
複数レイヤーをグループ化すると、グループフォルダとしてまとめられます。

グループのフォルダ

グループの中のレイヤーを操作するには、グループフォルダの矢印をクリックして展開してから操作します。

グループフォルダの展開

グループの解除は、解除したいグループを選択した状態で、[レイヤー]メニューから[レイヤーのグループ解除](ショートカット→Mac:shift+command+G、Win:shift+ctrl+G)を選択します。

レイヤメニュー:レイヤーのグループ解除

レイヤーのリンク

レイヤーどうしをリンクさせることで、移動や変形を同時に行うことができます。
そのため、お互いの位置がずれたら困る複数レイヤーに設定をすることが多いです。
レイヤーのリンクは、リンクさせたい複数のレイヤーを選択した状態で、レイヤーパネルの[レイヤーをリンク]ボタンを押します。

レイヤーをリンクボタン

リンクされたレイヤーには、リンクマークがつきます。

リンクされたレイヤー

リンクを解除する時は、解除したいレイヤーを選択している状態で[レイヤーをリンク]ボタンを押します。

レイヤーの結合

レイヤーの結合は、複数のレイヤーをまとめて1つのレイヤーにする機能です。
レイヤーを結合するには、レイヤーパネルのパネルメニューを開き、[レイヤーを結合](ショートカット→Mac:command+E、Win:ctrl+E)を選択します。
レイヤーを結合してしまうと、それぞれのレイヤーとして編集できなくなるので、使用頻度は少なめです。

パネルメニュー:レイヤーを結合

パネル表示へのカラーの設定

パネル表示へのカラーの設定は、カラーを設定したいレイヤーやグループを右クリックして設定します。

パネルメニュー:パネル表示へのカラーの設定

パネル表示にカラーを設定することで、レイヤー数が多くなる場合などに、見た目がわかりやすく、管理がしやすくなります。

カラーが設定されたパネル表示

レイヤーのロック

レイヤーのロックはレイヤーを表示させたまま、移動、変形などの編集を不可能な状態にすることができます。
非表示させたくないけども、編集したくない場合などに使います。
レイヤーをロックするには、ロックしたいレイヤーを選択している状態で、レイヤーパネルの[すべてをロック]ボタンを選択します。

すべてをロックボタン

ロックされたレイヤーには鍵のマークが付きます。

ロックされたレイヤー

ロックの解除は、ロックされているレイヤーを選択している状態で、[すべてをロック]ボタンを選択します。

不透明度と塗りについて

不透明度について

今回、例としてレイヤー1にドロップシャドウというレイヤースタイルをつけ、ブルーグリーンの四角形に影をつけています(レイヤースタイルについてはまた別の記事で解説します)。
不透明度は、レイヤーパネルの[不透明度]で調整することができ、レイヤースタイルを含むレイヤー全体の濃度を変えることができます。

レイヤーパネル:不透明度

調整の方法は、[不透明度]の欄に数値を直接打ち込こむことでできます。
その他には、

不透明度のスライダー

数字横の矢印を選択し、スライダによる調整

不透明度をドラッグ

[不透明度]の文字の上にカーソルを持っていき、アイコンが変わった時にドラッグで調整

も可能です。

塗りについて

塗りは、レイヤーパネルの[塗り]で調整することができます。

レイヤーパネル:塗り

塗りもレイヤーの濃度を変えることができますが、不透明度とは違い、レイヤースタイルの濃度を変えることができません。
わかりやすいように、不透明度と塗りを0%にした時の比較を載せておきます。

【不透明度0%】

不透明度0%の例

【塗り0%】

塗り0%の例

背景レイヤーについて

背景レイヤーは少し特殊なレイヤーです。

背景レイヤー

多くの操作に制限があり、例えば順番を入れ替えできなかったり、グループ化することができなかったりします。
データ的に、なくても問題ないレイヤーですので、通常のレイヤーに変換しても大丈夫です。
通常のレイヤーに変換するには、レイヤーパネルの背景レイヤー上でダブルクリックをしてください。すると下記ダイアログが出てきますので、

レイヤー名の保存

OKを選択すると通常のレイヤーに変換されます。

最後に

レイヤーはPhotoshopの中で常に操作する機能なので、ショートカットを覚えると効率的に作業できると思います。
また、レイヤーには[描画モード]という、レタッチや加工で頻繁に使用する設定があります。
[描画モード]とは、上のレイヤーを下のレイヤーに対してどのように重ねるか(どのように合成するか)を設定する機能ですが、[描画モード]については基本的な描画モードを知ろう!で詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。


TOP