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Photoshopの描画方法の基本を知ろう!

Photoshopの描画方法の基本を知ろうアイキャッチ

ここではPhotoshopの描画方法を、基本の所に絞って説明をしています。

本記事の環境
OS
Mac OS
Photoshop versioin
CC2019(ver.20)
本記事の内容

動画での解説

下記動画は、この記事の動画での解説です。
動画のインデックスは下記の通りです。

  1. 色の指定方法(00:16〜)
  2. カラーピッカーの使い方(01:21〜)
  3. カラーパネルの使い方(03:04〜)
  4. スウォッチについて(04:08〜)
  5. スポイトツールの使い方(05:00〜)
  6. ブラシツールでの描画(05:29〜)
  7. 消しゴムツールの使い方(08:20〜)
  8. 塗りつぶしの方法(09:00〜)
  9. グラデーションの描画(10:36〜)
  10. シェイプの描画(12:01〜)

以下で、テキストと写真での解説をしています。

色の指定方法

描画色と背景色について

まず最初に使いたい色の設定をします。
現在設定されている色はツールバーに表示されています。初期状態は黒と白です。

ツールバー:描画色と背景色

下記画像のように、色は描画色(手前の部分)と背景色(手前の部分)の2種類設定することができます。

描画色と背景色

描画色はその名前の通り、ブラシで描いたり塗りつぶす時に描かれる色です。
背景色は、背景レイヤー上で消しゴムツールを使った時の消された部分の色になりますが、実際には、

  • よく使う色:描画色
  • サブで使う色:背景色

のように、2色のパレットとして使うことの方が多いと思います。
下記のボタンをクリックすることで描画色と背景色を切り替えることができます(ショートカット→X(エックス))。

描画色と背景色の切り替え

描画色と背景色を初期状態にリセットするには、ショートカット→Dで初期状態の黒と白に戻せます。

カラーピッカーの使い方

ツールバーの描画色や背景色の色の部分をクリックすると、[カラーピッカー]と呼ばれる、色を設定するダイアログが出てきます。

カラーピッカー

下記虹色のエリアで設定したい色をクリックし、OKを押すとその色を設定できます。

クリックする領域

その他にも数値で設定できます。数値で設定する所は、

  • HSB(Hue(色相)、Saturation(彩度)、Brightness(明度))による指定
  • Lab(Lab色空間)による指定
  • RGB、もしくはカラーコードによる指定
  • CMYKによる指定

の4つのエリアに分かれていて、どれか1つのエリアを設定すると、他のエリアもそれに応じた数値に自動的に変わります。

色の数値での設定

【WEBセーフカラーについて】

WEBはブラウザやOSの種類など様々な環境があり、環境によっては表現できない色があります。
そこで、下記の[WEBセーフカラーに限定]にチェックを入れると、

Webセーフカラーのみに制限のチェック

下記のように、WEBブラウザで正確に表現できる色だけに制限することができます。

Webセーフカラーのみに制限にチェックした場合

カラーパネルを使ってみよう

カラーピッカーはカラーパネル([ウィンドウ]メニュー→[カラー])からも呼び出せます。

カラーパネル

RGBスライダの部分は、パネルメニューからその他のスライダに変更できます。
また、四角の外枠が付いている方が、現在色を設定中の方だという意味です。

選択を表す外側の四角

スウォッチについて

よく使う色はその色をスウォッチとして保存しておくことができます。
スウォッチパネル([ウィンドウ]メニュー→[スウォッチ])を開いてみると、初期設定の状態で数十種類のスウォッチが登録されています。

スウォッチパネル

色の保存方法は、まずカラーピッカーの[スウォッチに追加]をクリックします。

スウォッチに追加

すると、下記ダイアログが出てきますので、任意の名前をつけてOKをクリックするだけです。

スウォッチ名の入力

追加されたスウォッチはスウォッチパネルの一番後ろに追加されます。

スウォッチパネルに追加された様子

スポイトツールを使ってみよう

スポイトツールは画像上の色をワンクリックで取得できる便利なツールです。
ツールバーのスポイトの形をしているのがスポイトツールです。

ツールパネル:スポイトツール

スポイトツールで画像上の取得したい色の部分をクリックすると、その色を取得できます。

スポイトツールのクリック

ブラシツールでの描画

ブラシツールはマウスのドラッグや、ペンタブ・液タブのペンで描いたりすることができるツールです。
ブラシツールはツールバーから選択します。

ツールパネル:ブラシツール

ブラシツールはオプションバーで様々な設定ができますが、ここでは下記の主要なものを説明します。

  • クリックでブラシプリセットピッカーを開く
  • モード
  • 不透明度
ブラシツールのオプションバー

クリックでブラシプリセットピッカーを開く

オプションバーの[クリックでブラシプリセットピッカーを開く]をクリックすると、下記のパネルが展開します。

クリックでブラシプリセットピッカーを開く

このパネルでは、ブラシの向きや大きさ、硬さ、形状を変更することができます。
ブラシの硬さは、0%が最も柔らかく、100%が最も硬いです。

ブラシ硬さ0%と100%の比較

ブラシの大きさと硬さですが、設定するたびにオプションバーで設定するのは非常に面倒なので、ショートカットが用意されています。

【ブラシの大きさを変えるショートカット】

  • Mac:option+control+左右にドラッグ
  • Win:alt+右クリックで左右にドラッグ
ブラシの大きさを変えるショートカット

【ブラシの硬さを変えるショートカット】

  • Mac:option+control+上下にドラッグ
  • Win:alt+右クリックで上下にドラッグ
ブラシの硬さを変えるショートカット

モード

ブラシで描く時の描画モードを選択できます。描画モードについて詳しくは、基本的な描画モードを知ろう!をご覧ください。

不透明度

ブラシで描く時の不透明度を設定できます。不透明度を下げると薄く描くことができます。

消しゴムツールについて

消しゴムツールは部分的に削除できるツールで、ドラッグした部分を消すことができます。
消しゴムツールはツールバーから選択します。

ツールパネル:消しゴムツール

消しゴムツールも、ブラシと同様に大きさや硬さを設定できます。

塗りつぶしでの描画

色で塗りつぶす

通常の方法

[編集]メニュー→[塗りつぶし]をクリックすると下記ダイアログが開きます。

塗りつぶしのダイアログ

ショートカットはshift+F5ですが、WindowsでF5が効かない場合は、fnキーも同時に押してみてください(参考記事:【効率化】意外と知らないファンクションキーまとめ 〜Windows編〜)。
内容をクリックすると、塗りつぶしの色を選択できるので、

塗りつぶし内容の選択:描画色

塗りつぶしたい色を選択してOKをクリックすると、塗りつぶしが実行されます。

ショートカットを使う方法

下記のショートカットで一瞬で塗りつぶせます。
描画色で塗りつぶすには、

  • Mac:option+delete
  • Win:alt+delete

背景色で塗りつぶすには、

  • Mac:command+delete
  • ctrl+delete

パターンで塗りつぶす

色で塗りつぶすほかに、パターンでも塗りつぶすことができます。
[編集]メニュー→[塗りつぶし]でダイアログを開き、内容はパターンを選択します。

塗りつぶし内容の選択:パターン

カスタムパターンの所をクリックするとパターンが選べるので、

塗りつぶしパターンの選択

塗りつぶしたいパターンを選んでOKをクリックします。

グラデーションの描画

グラデーションはグラデーションツールを使うと描けます。

ツールパネル:グラデーションツール

グラデーションツールの基本的な使い方ですが、まずオプションバーの[クリックでグラデーションを編集]の右の矢印をクリックします。

クリックでグラデーションを編集の矢印ボタン

するとグラデーションを選べますので、

グラデーションの選択

その中から描きたいグラデーションを選択します。
次に、グラデーションの形を選びます。グラデーションの形は、

  • 線形グラデーション
  • 円形グラデーション
  • 円錐形グラデーション
  • 反射形グラデーション
  • 菱形グラデーション

の5種類あります。
あとは、グラデーションを描きたい範囲にドラッグします。
ドラッグする時にshiftを押しながらドラッグすると真っ直ぐドラッグできます。
グラデーションはドラッグした範囲に描かれるので、例えば画像の端から端までドラッグした場合と、そうでない場合は、下記のように差が出ます。

【端から端までドラッグした場合】

グラデーションの例1

【真ん中あたりだけドラッグした場合】

グラデーションの例2

シェイプの描画

シェイプの描画方法

シェイプ系のツールでは、四角形や円など色々な図形を描くことができます。

ツールパネル:シェイプ系ツール

ツールバーから選択し、ドラッグすることで描画できます。
正方形や正円はshiftを押しながらドラッグすると描けます。

多角形ツールに関しては、オプションバーから角数を指定できます。

オプションバー:角数

また、カスタムシェイプツールは、オプションバーから図形を選択すると、その図形を描くことができます。

オプションバー:シェイプ
様々なシェイプ

選べる描画形式

シェイプ系のツールでは、オプションバーからどのような形式で描くかを選択できます。

オプションバー:描画形式

選べる形式には、

  • シェイプ
  • パス
  • ピクセル

の3種類あります。

選べる形式

[ピクセル]で描いた図形はラスター画像となります。ラスター画像なので、拡大・縮小で劣化します。

[パス]について詳しくはPhotoshopのパスとパスの基本操作をご覧ください。

[シェイプ]については以下で解説しています。

シェイプとは?

シェイプとは、

  • 図形の形の情報
  • 図形の塗りの情報
  • 図形の線の情報

を持ったベクター画像です。ベクター画像なので、拡大・縮小で劣化しません。
シェイプの特徴として、

  • 塗り色
  • 線色
  • 線幅
  • 線の種類
  • 角丸の大きさ

などが設定でき、属性パネル([ウィンドウ]メニュー→[スウォッチ])や

【属性パネル】

シェイプの属性パネルでの設定項目

オプションバーから何度でも変更できます。

シェイプ系ツールのオプションバー

変形する時にshiftを押しながらドラッグすると、縦横比率を保ったまま変形できます。
画像の時とはshiftの動作が逆なので注意してください。

また、図形の形の情報をパスとして持っているので、パス操作で変形することもできますが、この時、下記のようなダイアログが出てきます。

ライブシェイプ無効のダイアログ

ライブシェイプが標準のパスに変わるということですが、「はい」を選ぶと、属性パネルで設定できていた塗りや線、角丸の設定ができなくりますが、オプションバーからは設定できるので、問題はありません。
ただ、ライブシェイプが使えた方が便利なのは便利です。

最後に

今回解説したのは基本の所なので、他にも多くのオプションがあったり、色々なできることがあったりします。興味のある所から、実際に操作したり調べたりしながら、できることを増やしていきましょう!


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