ペンツールで写真を切り抜こう!
写真の切り抜きには様々な手法があり、自動化もかなり進んでいますが、なかなかこれ一つで完璧!みたいなツールやサービスがないのが現状です(記事執筆2019年3月時点)。
そこで役に立つ方法の1つが、ペンツールでのパスを使った切り抜きです。
本記事の環境
- OS
- macOS(CPU:Intel)
- 対応Photoshop ver.
- 2022〜2019
※2021以降のプロパティパネルは、2020以前では属性パネルという名称です。
動画での解説
下記動画は、この記事の動画での解説です。
以下では要点のみ解説しています。実際の切り抜き操作は動画をご覧ください。
ペンツールでのパスを使った切り抜きが必要な場面
例えば下のような写真は、服と背景、椅子が同系色のため、自動系のツールで完璧に切り抜くのが難しいです。
そのため、このような被写体と背景のコントラストがない時に、ペンツールでのパスを使った切り抜きを行います。
補足
ペンツールの使い方について詳しくは、ペンツールを使ってみよう!をご覧ください。
パスとパスの操作について詳しくは、パスの操作に慣れよう!Photoshopでのパスとパスの基本操作についてをご覧ください。
ペンツールでの切り抜きのメリット・デメリット
ペンツールでの切り抜きのメリット・デメリットは下記の通りです。
【メリット】
- 綺麗に切り抜ける
【デメリット】
- 時間がかかる
- 境界がはっきりしていないと切り抜けない(ピンぼけや髪の毛など細かすぎる部分を切り抜くのが困難)
最後に
時間はかかりますが綺麗に切り抜くことができるため、個人的にはペンツールでの切り抜きはよく使っています。
髪の毛の切り抜きや、その他複雑なものの切り抜きについては、下記の記事をご覧ください。
- 「選択とマスク」を使った簡単便利な切り抜き(徹底解説!便利ツール「選択とマスク」で髪の毛を切り抜こう!)
- チャンネルを利用した複雑なものの切り抜き(チャンネルを使って写真を切り抜く!髪の毛やさらに複雑なものまでおまかせ!)